分からないままにしない
この世の中で人が「騙される」ことは数多い。ライフ・スペースの事件のようなケースもあれば、血液型占いやマジック、単なる思い込みなどもその範疇に含まれる。本書では、それらの具体例を挙げながら、「騙された」人たちはどこで騙されたのか、その騙しのテクニックは何かを解剖している。その上で、そのような落とし穴にはまり込まないようにする教訓を解説している。 自分の周りにいかに騙しの危険があるかということには大変驚愕させられた。そして、現在もそのいくつかに知らず知らずのうちにはまり込んでいることも再認識させられた。著者は「分からないことをそのままにする」という姿勢を騙される原因として挙げているが、まさにその通りだと納得させられた。学問など物事を探求していく行為を行っている人にも大いに教訓になる作品だと感じる。
騙した事のあるひとへ、そして騙された事のある人へ
この本は万人にお薦めです。「騙す」とは何か、科学者である著者が説明してくれます。いわゆる超常現象に騙されて苦い思いを過去にした私は、この本を読んで世界が変わる思いがしました。何事も実態をしっかり客観視することが大切だと感じました。幻視の世界から現実の世界へ、導いてくれる本です。
角川書店
だます心 だまされる心 (岩波新書) 不思議現象の正体(トリック)を見破る―超能力や心霊現象に、人はなぜ騙されるのか (KAWADE夢新書) だまし博士のだまされない知恵 超常現象をなぜ信じるのか―思い込みを生む「体験」のあやうさ (ブルーバックス) 霊はあるか―科学の視点から (ブルーバックス)
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